トランプ大統領、次期大統領選へ1年を切った。
トランプはバイデンを最も避けたい。中道寄りで支持層が広いためだ。だから彼の息子まで調べ、ウクライナ疑惑にまで発展した。
対抗馬民主党の3人の有力候補者の政策を比較する。
法人税で明らかにウォーレン、サンダースは経済界全体から支持が得られない（前図）。ま学生ローンを免除してあげても、若者票だけでは両者は勝てない（上図）。
トランプはこの3人のうちバイデン以外なら勝ち、と踏んでいるだろう。
民主党候補は来年3月に決まる。3月までが勝負とみているのではないか。
トランプは再選のためなら、何でもする。
彼は自分の通信簿が株価だと思っていると思う。
つまり、これから株価を上げにいく。
今までは、株価が先に上がり過ぎることも自分から押さえていたようなフシがあると私は感じていた。ここから半年が勝負所、だろう。
さらなる利下げが期待しづらい今、ついに自分の出番、とポジティブツイートを準備しているのではないか(笑)。対中政策も、一言で柔和な対応に一変させることができるのだから。
共和党内では彼は絶大な支持を誇る。
ウクライナ疑惑で新たな証言もあり、疑惑は深まる。
今後民主党と揉めることがあろう。
だが共和党の一枚岩が崩れない限り、再選の可能性は高いのではないか。民主党にまともな敵がいない。
なお再三指摘するが、再選した方が株式市場には明らかにポジティブだ。
さらに4年もあのツイートが続くと思うとうんざりだが（苦笑）。