世界の金融市場は中期的に転換したようだ。
世界の金融の体温計、米10年債金利がそれを示す。
3回の予防的利下げを越え、中期トリプルボトムを形成した。2012年、16年、19年。(前図)
思えば8月は猛烈な米金利低下だった。2→1.5%割れまで一気に、だ。
米債買いのバブルだった。
米景気は堅調、FRBは当面は追加利下げせず様子見。
米金利下げ止まり=ドル高=円安圧力が掛かりやすい。
日米とも企業業績は下期・来期へ向けボトムアウトする見通しだ。
さらに、最高値を更新した米株式市場では、今までの貿易摩擦懸念で、買えていない資金(MMF)が滞留しているらしい。(上図:「モーニングサテライト」テレ東)
また昨日は、米中が段階的な関税撤廃で合意、との報道も飛び出した。
割安な日本株も外人が買えていない。
日米共に、中期的に株価に上値余地あり、か。
トランプが株を上げ始めた、いうことか。