ある有名な評論家の9月暴落説の本があったが、外れたようだ。
見通しは、なかなか当たらない。実は皆、間違えている。
投資家として大切なのは、間違いに早く気づきポジションを早く修正できるか、だ。
間違えても、早く修正しその後のトレンドに乗れれば、間に合う。
その際、大事なのが、感性だ。
理屈で考えても分からないが、「あれ、おかしい」と感じることで、早い動きが可能になる。このような趣旨のことをヘッジファンドの帝王、ジョージソロスが著書で指摘している。ソロスは、見通しが違うと感じると、神経痛か何かの傷が痛む、らしい。(笑)
まあ、知性の涵養が元々あるから、感じることができる面もあるが。
あと、感性が生きるのが、チャートだ。
株価はその方向性を明示的に示す性質がある。
人間の考えより、市場の総意を表す株価の方向性の方が、はるかに当てになる。
正しい方向をより早く示す。
さらに言えば、株価は、値動きで投資家を動かし方向性を作る。
市場の値動きとは、実に興味深い。
株価から、値動きから、感じ取る能力、大事だ。
・・・本日のコラムは、あまりにも重要。