週末、興味深い経済指標が出てきた。中国の11月景況感の回復だ。
好不調の境目、50を半年ぶりに越えてきた(50.2)。
貿易摩擦で冷え込むマインドが、金融・財政両面の経済対策で反転してきた兆しであろう。
中国株、そして日本株にとって、最も待ち望まれていたことだ。ドイツが中国依存なので欧州株にもプラスだ。
一部この動きを先読みする形で株価は動いてきたが、今後中国関連の設備投資関連の銘柄等が一段と上値を窺いやすくなるのではないか。
ただ前月比のこの数値は、10月に建国記念の長期休暇があった反動との指摘もある(日経)。
急回復がさらに続くかは予断を許さないが、底入れはしたのではないか。底が入った、底抜けが防げたというだけでも影響は大きい。