「米中交渉長期化も可?!」またトランプ発言で下げた日本株。
しかしお気付きだろうか、日経平均240円超安の昨日、日経ジャスダック平均は前日比プラスだった。中国株の反応にも違和感がある。元安は進んだが、株は大きく下げなかった。
日本の中小型株市場の一角が堅調だ。
以前も中小型新興企業の業績回復が先行していると当コラムで指摘した。
日経ジャスダック平均、実は長期で見ると見事な上昇トレンドに乗っている(前図)。
足元でも、9月にキレイにトレンドの下値を守り反発している。
日経平均の長期上昇トレンド、はご存知だろうか。(上図)
9月の下値2万円は重要な下値だった。今でもアベノミクス以降の上昇相場の最中にある。
景気減速、貿易摩擦を始め、多くのリスクを抱えながらも、実は日本株の長期上昇トレンドの最中にある。トレンドは壊れていない。
このような長期のトレンドラインは非常に重要だ。大きな意味がある。
つまり、当てになる。
もしかすると、日本株はまだ大きく上昇する可能性すらある。世界的金融緩和が簡単に引締めに転じることは想定しづらい。
バブルを蓄積し史上最高値の米株がいずれ下落しても、この長期上昇トレンドは守られるのか。いや、まだまだアメリカのバブルは今後さらに蓄積し株価は上昇するのか。
・・・後者かも。トランプが再選すると、十分可能性がある。
危険だが、バブルはさらに大きく膨張するかもしれない。
弾ける直前に、最も急激に膨らむ、バブルとはそういうもの。