この1週間、市場は大きく変わった。
*FRBの金融政策は、予防的利下げを終え、今後のその効果を測るべく安定軌道入り。
*米中は部分合意、追加関税は止めたが、今の関税の引き下げまでは実施せず。トランプは引下げを来年に取っておくのではないか。
*英総選挙でブレクジットも不透明な状態を脱した。
さらに日本株にとって重要なのが、毎日言うが、中国の景気配慮の経済運営だ。
11月から景気回復が各種指標に表れてきている。
中国のファンダメンタルズ回復は、米中問題、欧の政治リスク、地政学リスク等の問題が多少起きても、相場を下支えする重要な役割を果たす。
押し目は買い、なのだ。だから、売れないのだ。
半導体投資では代表銘柄、東京エレクトロンが足元で上場来高値を更新。
これは景気回復のリード役の半導体産業の株価にとって、さらに日本株全体にとっても、大きな意味がある。
相場の柱が立った。
ここからは中国次第だが、少なくとも5G関連などで中国は本気で大投資を仕掛けてくるはずだ。
割安な日本株には相当な上値が期待できるかもしれない。
再選前のトランプも、株価が最も上昇して欲しい時期を今後迎える。
昨年の真逆で、来春もよい新年相場となりそうな期待が持てる。
Merry Xmas & Happy new year!!