Jリート、当面は高値付近での振れの大きいレンジ相場、
つまり高値波乱の展開となりそうだ。
東証REIT指数で2100~2250ポイントのレンジが見込まれる。
高値2250は、Jリート各社の好調な業績と
米10年債金利の急激な低下によるプラス効果を
概ね織込んだ値段で、米金利がさらに低下しない限り
簡単に上には抜けないとみられる。
一方で下値では地銀信金の利回り狙いの買いが入るようだ。
利回りで言えば2250ポイントは3.4%、2100ポイントは3.7%。
3.5%を中心とする利回りレンジ、だ。
業績の好調さは当面変わる兆しが無い。
人手不足がオフィス系リートだけでなく、住宅や物流リートにも
構造的に好影響を与えている。
団塊の世代の退職が本格化する中、益々人手は不足する。
当面業績を下支えしよう。