新年の相場は、1月15日の米中第1弾合意、中国の預金準備率引き下げ、と
日本市場オープン前は幸先良いスタートに思えたが、
トランプ指示によるイラン攻撃で一気に地政学リスク売りとなった。
彼は、今はこのまま株価が青天井で上がるのを良しとしないタイミングと
考えているのかもしれない。放っておけば上がるところを、押さえに来た。
というよりか、株価が高い今なら、対イラン強硬派の支持層に媚びを売るための攻撃を仕掛けても平気、という判断かもしれない。
年始から早速、”上げといて落とす”トランプツイートの振り回し攻撃だ。
ただ、慣れてきた。
攻撃の後すぐさま彼は「戦争はしたくない」と言った。
本気ではなく人気取りだよ、と。イランも分かっているだろう。
暴発的な突発事象さえ起きなければ、
株価を本気で壊すような考えは、今の彼には無いと思う。
青天井の上昇、はまだ先に取っておきたい、ということか。