来年の大統領選、トランプに敵対する民主党候補の支持率を中間集計する。
(データ出典:RealClearPolitics、2019年10/8→12/23の2時点比較)
1位バイデン氏 :26.5→27.8%
2位ウォーレン氏:26→15.2%
3位サンダース氏:14.3→19.3%
4位ブティジェッジ氏: 6→8.3%
5位ブルームバーグ氏:0→5%
バイデンは1位を維持し、意外と足元下がっていない。
秋から人気が低下したのはウォーレン氏。法人大増税など、政策が過激なのだろう。
代わりに、似たような政策のサンダース氏がやや盛り返した。
ブティジェッジ氏は、11月に重要州アイオワで支持率1位に躍進し注目されたが、12月に11%から8%へ低下した。
意外なダークホースは、5位ブルームバーグ氏かもしれない。超大富豪で今年3月から本格的に選挙戦をスタートすると公言している。昨年11月に出馬表明し既に全米で5%も獲得している。
有力候補不在で、何かの弾みがあれば支持率は一気に変化する可能性がある。
これに対抗するトランプは、政策等での人気取りカードを選挙ギリギリまで温存する可能性もある。
今後の予定は、2月3日アイオワ州で「党員集会」。各党の候補者選びがスタートする。
同州支持1位のブティジェッジ氏の動向に注目だ。
3月3日はスーパーチュースデー。各州の候補者選びが集中する。ブルームバーグ氏はどう選挙戦を始めるのか。
3月にはかなり絞られてくるのだろう。