半導体、スマホ大手のサムスン電子の業績回復が鮮明となってきた。アナリスト予想では20年、21年と回復基調に向かう見通し。(日経)
いよいよ5Gの恩恵が明確化してきたといえそうだ。
また、半導体市況では、メモリー、DRAMのスポット価格が、年初来40%も下落し12月の半ばまで下落を続けていたが、
しかしごく直近、ここ1週間で一転上昇へと転換した。(前図)
米中の関税発動見送りにより、控えていた家電製品への投資が復活する、またIT大手がサーバー向け投資を再開するとの観測もあるようだ。中国での5G投資が本格化することも追い風だろう。
市況底打ち・回復が汎用品メモリー、DRAMにまで及んできたことは、半導体産業には一段の前向きな兆候だ。
時代のけん引役、半導体の市況回復は、世界の企業業績の回復をも後押ししよう。