これは昨年の世界の自動車新車販売の国別比較。重要なデータだ。(表)
車は耐久消費財の代表格、これで各国の個人消費の勢いが分かる。
これを見ると、世界の成長を牽引してきたアジア、インド地域での減速が目立つ。
中国で9%も減少。
これで本当に中国の個人消費は2ケタ近い成長をしてるのか。
インドの新車販売の急減速は当コラムでも以前お伝えしている。
インドに強いスズキが販売不振で困っている。
インド経済は昨年成長が大きく屈折した。
東南アジア、という分類でどの国が入るのか不明だが、ー3%、
という数値も高成長なエリアにしては気がかりな低さだ。
世界中各国とも、総じて内需は弱い。
米だけ、車はあまり売れていないが消費は堅調だ。
世界各国とも、金融政策等で株価を持ち上げ、経済を支えている。