ノーベル化学賞受賞の吉野彰先生のインタビューを聴いた。
以下内容。
*2025年以降が技術革新 のスタートポイント。
技術革新は30年周期。
前回は1995年からITモバイル社会がスタート、
よってあと5年で次の大きな波が来るだろう。
で紹介したような、通信コスト・移動のコスト・エネルギーコストが、
一たび新たなインフラが整備されれば、全て0になる世界、が来るかもしれない)
*バズワード(buzz words)
本物のトレンドになるものは、10年前から言葉が流布し始める。
*バズワード(buzz words) 例 (先生が挙げた言葉)
- サステイナブル社会
- 環境
- 電池
- AI.IOT
- シェアリング
- CASE
*研究開発は宝探し
研究者がすべき、3つのこと
1未来読み
歴史とは未来予知学問。
歴史の流れが見えれば、先もなんとなく見える。
2トレンチ(試し堀り)
まず全体を広く薄く試し掘り。
いきなり、隅からガツガツ掘らず、
まずあたりをつけることが先。
広く全体を見渡し、宝を見逃さない。
3専門外の学び
先生の場合、考古学。多面的、多角的な発想の元。
以上。
もっと、お話をお聞きしてみたかった。さすが賢人の仰ることは違う。
今、環境問題の解決のため、二酸化炭素を10倍吸う植物を探しているそうだ。
「歴史とは未来予知学問」とは我が意を得たり。
再三言うが、投資をする人も歴史の勉強は必須だ。