解剖学者で「バカの壁」の作者、養老孟司が、
学生に最初に解剖をどう教えるかと問われ、
「まずやらしてみる、何も教えずに」と答えていました。
さらに「音楽なども、そうでしょ」と付言してました。
株式投資も、同じですね。
いや、株はおカネもかかるし失敗したら損するし、とお思いかもしれませんが、
株を試しでやってみるのに、おカネは要りません。ただで出来ます。
ペーパー売買、シミュレーションでよいのです。
仮に、運用資金を1000万円持っている、と仮定すればいいのです。
それで3~5銘柄を買うとしたら、どの銘柄をいつ買いますか、いつ売りますか。
そして、今からどの位 儲けられるか、やってみて下さい。
最初は適当な選び方でいいです、実弾は使ってないのだから。
四季報を見てもよいので、選んで買って(買ったつもりになって)、
いくらで何株買ったかはエクセルなど表計算ソフトにメモしておいて下さい。
1000万円をどう分散するかも、考えてみて下さい。
買った後は株価の値動きをフォローしてみてください。
買った銘柄の決算発表も1度は経験してください。
全ての企業で3か月に1度、四半期決算の発表があります。
好決算ならドンと上がるかも、下方修正が出たら急落するかも、・・・。
そして、3か月後・半年後にどうなったか。
銘柄を適当に選ぶとどうなるか?
タイミングを測らないとどうなるか?
金額配分をどうすればいいか?
選ぶまで、そして選んだあとも、株価を見ながら色々思います。
どうすればいいか、分からないことが山ほど出てくるのです。
これこそ、株式投資の第1歩です。
分からないことが山ほど出てくるから、
学ぶ必要がある、と分かります。
株式投資の実際のリアルな銘柄選択のプロセスは、
サイトで自由にダウンロードできる「成功へのヒント」の
最終ページに、「4ステップ」として紹介しています。
これを参考にしてもかまいませんが、初心者には難しいので、
最初はこの通りでなくて結構です。
まずはタダで、試してみましょう。