新型肺炎、感染者は1万人を超えた。
死亡者は200数十人とされ致死率は高くはないとのことだが、
拡散は過去最悪で、経験のない事態となっている。
ついに米株市場が肺炎で壊れ始めた。ダウ600ドル安。
感染症が原因で世界の市場が本格的に動くのは、
これが実質的には始めてのように思う。想定外だ。
ここで大きく下げたことで、長期化を市場が織込み始めたと感じる。
武漢閉鎖前に数百万人の市民が既に市外に出ているとも言われている。
菌の培養にも成功し今後、薬も開発されるとしても、
今の拡散を止められるわけではない。
短期的には収束のきっかけがまだ見えない。
感染症で影響が大きかったことはない(前図)との金融界の想定を
超える事態、かもしれない。今までとは違う、と。
長引くことで経済、マーケットへの影響が大きくなる可能性がある。
感染したが発病していない人からの感染、が起こる
今回のウィルスの場合、疑心暗鬼は簡単に消せないのではないか。
収束に時間がかかる可能性がある。
室内で人の集まる場所、は全て予断を許さない。
他人と空間を共有する全ての場所には、リスクがある。
また空気感染の程度も、不明だ。
外出には、気を付けられたい。マスクは当然必須だ。
あと、健康を維持することが、ウィルスに負けないためにとても重要だと思う。
弱ると、やられる。元気な人、ネギを食す人は罹りにくい。
皆さんも、出来れば外出も極力控え、良く休まれるに越したことはない。
週明けのマーケットの影響も、まだ予断を許さない。
春節明けで中国市場がいよいよオープンする。
週初は下げるとしても、それで終わるか。