· 

好調トランプ vs 不運の習近平

”Since my election,・・・” と

一般教書演説で連呼したトランプ。

就任来の功績を、並べ立てた。

 

特に「株価が70%上がった」と強調していた。

株価は自分の通信簿。

だから下げさせたくない、という彼の意向が

今後選挙を目前に、さらに見えることとなろう。

 

それにしても今、彼はリスクを吹き飛ばしまくっている。

 

  • 米中摩擦は第1弾合意の後は、いったんサスペンディッド。
  • イランでも反撃を最小限に留め、
  • 肺炎では非常事態宣言で中国人をシャットアウト、
  • 弾劾裁判でも無罪を勝ち取った。

 

彼の圧に負けたのか、民主党は、アイオワ州選挙で結果が集計できない体たらく。

敵の民主党が彼を応援している形だ。原稿を破くペロシ、大人げない(写真)。

 

米経済も堅調だ。ISM景況指数は製造業、非製造業とも堅調。

 

トランプは目下、思惑通りに再選へ向け着々と地歩を固めている。

だから米株が急上昇しているとも言えよう。

 

 

一方、不幸続きの習近平氏。米中首脳は非常に対照的だ。

投資偏重の歪みを調整すべく構造改革をしたいのに、問題連発。 

  • 貿易摩擦
  • 香港問題
  • 新型肺炎、しかも本格拡大が春節に重なる間の悪さ。経済にも打撃。

 

独裁色を強めるたびに、運気が落ちているのではないか。

リーダーの持つ運気、は大切だ。メンバーの士気に大きく影響する。

 

国内の人気取りのためか、トランプに忖度したのか、対米関税の引下げまで発表した。

香港に加え肺炎対応でも後手に回り、民衆の怒りに慌てているのか。不安なのか。

運気の無さ、余裕の無さを感じる。

 

習主席、4月訪日の際はわが国の神社に参拝し、お祓いでもされたらいかがです?