NYダウ、2日で$2000近い大幅続落。
連続安が来てしまった。
米疾病対策センター(CDC)がアメリカでも
いずれ継続的な感染が起きることになるという見通し
を示した。
ただこんなときは、目先上がり過ぎていた株より、
債券市場の動きが役に立つ。
ついに、米10年債金利が一時史上最低を更新した。
1.31%までだ。
2016年の下値を一瞬だが一時ちょっと抜けた。
「世界の金融の体温計」が、リスクの顕在化を示している。
市場はFRBに利下げを催促している。
本当に金利は底抜けとなるか?
ここで踏みとどまれば、長期足で2012、16、今回の
トリプルボトムは概ね守られるが(図)、なんか、抜けそう?
CDCの言う通り、米に感染は拡大し米経済も冷えると思う。
だが利下げの方向性が具体的に見えれば株価にはプラス。
明日のマーケットが、また正念場。「体温計」に注目だ。