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感染は再発も、の衝撃

NYダウ、下げが止まらない。

米でも市中感染が始まっているようだ。

米でも経済の悪化が今後本格化する。下げを止めるきっかけは何か。

 

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ウィルス性の感染症は全て、一度罹れば抗体ができて再発はしない、と思っていた。

しかし今回の新型コロナウイルスでは、再発する事例が報告された。

医療専門家も驚いていた。

抗体は出来るはずだが、生き延びたウィルスの力が勝るのかもしれない、との専門家コメントをメディアで聞いた。ただ、その先生は、再発に驚いていた。

 

再発するウィルス感染はあまり例が無いのではないか。

今回の大阪の事例は、1か月近くウィルスが体内に留まり、再び発病したようだ。

 

つまり、回復力の乏しい人は、症状が一旦収まっても

まだウィルスが体内に留まる場合もあり、その間他人にうつす

可能性もあることになるのだろう。

 

ここからは素人の私の想像になるが、

今回のウイルスは、患者を重篤化させる力はSARSウィルスより全然弱いが、

生命力は強くしぶとい、だから時間をかけて感染が拡がり簡単に消えない、と思われる。

 

”治っても再発するかも”、では、

経済・社会活動の自粛を解除する判断が一段と遅れるのではないか。

 

解除の後、治った患者に残るウィルスで流行が再発する懸念もあるかもしれない。

また、判断の基準も決めづらい。

 

自粛の長さは景況悪化に直結する。

そして自粛解除の判断ミスは、政権の命取りとなる。