米FRBが0.5%もの緊急利下げ、しかし株価は瞬間上げた後、大幅急落した。
真逆の反応。パウエル議長、トランプは肝を冷やしているだろう。
中、日ときて、今は米市場が最も慌てている。
しかし、日本市場の底抜けは無さそう。
中→日→米と、感染順に不安心理が市場を巡っている。
FRB異例の緊急利下げは、
「経済の影響がよっぽどひどくなるとFRBが見ているのでは」と
受け取られ不安を増幅したようだ。
米10年債金利は一気に1%を割れ、為替は一時106円台。
有り余るリスクマネーが全ての市場の値動きを強烈に揺さぶる展開。
経済政策で株価を即座には止められないことが露呈した。
ただ、効果はいずれ表れる。感染拡大が落ち着いて欲しい。
武漢での感染収束、が本当に事実であることに期待したい。
世界でも、感染に正しく対応すれば、ウィルス拡大は
武漢のようにそう遠くない時期に過ぎ去る、と期待したい。
日本株は、もう日経平均PBR1倍まで下げた。十分安い。
だが、どこまで経済が悪くなるか、そして今後どこまで回復できるか
市場にも見えないので、上値も見づらい、という状況に見える。