下げ過ぎと見たが、ショートを閉じてはいけなかったようだ。
従来の物差しで、過去との比較で、考えてはいけない相場のようだ。
昨日は大変失礼しました。
油断していた欧米投資家が、感染に身の危険を感じパニックとなっている。
過去の危機局面では大規模な財政・金融政策で株の下げを止めてきたが、
コロナパニックを止める経済政策はない。打つ手なし、の恐怖だ。
過去30年に経験が無いショックのように感じる。
セリングクライマックスは、始まったところか。今週で終わって欲しいが。
ただ、感染が収束し経済活動が短期で再開できれば、復活することはできる。
中国は収束に向かっている。
再三言うが、勝負は期間、感染を長期化させないことが最優先だ。
ただ、・・・
東京医科大学の濱田教授はNHKのニュース番組に昨日出演し、
「海外での本格的な流行拡大が今後あることや、一旦落ち着いても
このウイルスは(感染が再発するため)繰り返し流行が起こる可能性があることから、
今後あと1年は世界で流行は続く可能性があり、対応が必要となろう。
根本的な解決のためのワクチン開発も安全性の検証に
今後1年以上はかかるだろう。」とコメントしていた。
終息にはあと1年?、・・・・・絶句。
衛生上も大問題だが、経済に関して、場合によっては
破壊的とも言える影響が出てしまう。
経済封鎖的な状態の長期化は、経済にとって文字通り命取りだ。
大恐慌となってしまう。
世界的景気後退、大不況は当然だが、その前に、恐らく数か月で
企業の資金繰り破たんが激増し、信用恐慌となるからだ。クレジット危機だ。
原油価格の暴落による米シェール企業の資金繰り破たんも
すぐ起きてくるかもしれない。これは米社債市場の崩壊につながる。
最終的には、不良債権激増で銀行破たんへの道だ。
数か月も、もつのだろうか。
また信用リスクは新興国に即飛び火し、新興国リスクも火を噴くだろう。
あとで感染が収束しても、長期化すれば経済は元には戻らない。
強力な感染抑止を、強引にでも犠牲を払ってでも、今やるしかない。
我々一人一人の協力が不可欠、皆さん頑張りましょう。