金融市場は、ひとたび大きな変動を始めると、
その変動率(ボラティリティ)の高さはしばらく続いてしまう。
そういう性質がある。ショックが1度で終わることは無い。
2020年度入りした世界の金融市場で確実なことは、ボラティリティの高さだ。
図は米株(S&P500)の変動率を表すVIX指数、別名恐怖指数だ。
今回は、株以外の為替も債券も商品も、全ての市場が当然急変動している。
新年度、2020年度は急変動が今後もたびたび市場を襲うことになろう。
先月3月のコロナショックが変動のマキシマムだったか、まだ分からない。
未曽有の相場となるかもしれない。史上最大の激変の年、となるかもしれない。
全てはここからの経済の回復ペース次第だ。
感染はピークアウトしても、すぐ経済が復活できるか分からない。