東証REIT指数で1600が当面の高値か。
以前、直近のJリートセミナーで指摘した通りのようだ。
利回りで5%弱。
超金融緩和時代に5%、利回り格差5%とは魅力があり過ぎるが、
ホテル・商業を始めオフィスリート等でも減配を織込む動きだろう。
外出自粛でホテル・商業リートの減益は当然として、今後は
人材不足→人材余剰時代だ。テレワークも普及する。
テナントの資金繰りは厳しく、上昇を続けた
オフィス賃料は下落圧力を受けよう。
また異例の上昇を続けた都心の高級賃貸マンションも
一部家賃の値下げを余儀なくされることとなろう。
また、銀行が今後は融資を渋る可能性もあり、
信用力に乏しいリートでは物件取得=外部成長が
難しくなりそうだ。
巣籠もりでEコマース堅調の恩恵のある物流リートを除き、
各社とも今後多少の配当減を覚悟する必要がある。
減賃リスクの少ない、優良リートを選別する時代に入った。
リートの信用力にも気を付けるべきだ。
高利回りになってゆく優良銘柄を、
長期資金でじっくり買い下がる局面となった。
この局面は長くなるかもしれない。まあ、じっくりと☺