香港の一国2制度を根本から崩壊させる法案を
強引に通す全人代、習近平の揺るがない姿勢が見られたが、
一方の対抗姿勢を見せるべき米大統領、激しい攻撃とは
ならなかったようだ。
関税措置の復活・強化も辞さないものと想像していただけに、
市場には肩透かし、だったようだ。
やはり、本気での激突は、選挙イヤーでは避けたい、という
トランプの本音が見えたように思う。
さらに、その本音は、習主席にも見透かされていたようだ。
「今年は、経済に打撃となるように攻めて来ることはない」
米中問題は、経済問題での本格的な正面衝突は今年は無いか。
習主席、一枚上手のようだ。
市場は好感する。