世界的にコロナ禍は収束しないとみる。
特に南半球で、感染は収束できないだろう。
スーパーワクチンが超早期に、今夏あたりに見つかり、
年内などに世界中数十億人に配られない限り、
業績面からは全く説明できない株価だ。
景気回復を先取り、ではない。
原油暴落が起きても、
香港をめぐり米中対立が起きても、
米で白人警官の暴行を受けてデモが全土で起きても、
何が起きても、株は上がる。
アルゼンチンは今デフォルト状態、財政破綻状態だ。
だがメルバル指数はほぼ史上最高値(図)。
クレージー!。 ・・・なぜか。
理由は1つしかない。異常な超金融緩和。
日米欧、中央銀行が「何でもやる」宣言。
いくらでもマネーをばらまく、と宣言してしまった。
一段と悪くなれば、不況であれコロナであれ、さらにばらまく。
だがこれは、金融当局の信認を捨てる自殺行為だ。
コントロール不能にいずれ陥る。
経済はすぐ良くならないが、株だけ上がる。
これぞバブル。
大崩壊前の、大バブル、かもしれない。
大きく上昇する可能性もある。
カネはいくらでもプリントするのだから。
「中央銀行バブル」、最悪のバブルだ。
コロナ流行下で実感としてあまり楽しくないし。
米債利回りが上昇を始めたか。ドルも弱い。
金融市場が本格的にリスクオンとなり始めた。
世界のマーケットの中で日本株は先行した。
ただ、このバブル後は、本物の経済・金融地獄が来る。
このバブルが地獄へのスイッチ。
Switch on.