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コロナを無視、各国首脳と市場

東京の感染者数が足元増加傾向だ。(左図2月から、6/27は57名)

新宿などで検査数を増やし、感染者数も増えているのだろうが、小池知事の物言いが以前とは随分と違う。自粛再開とすると見返りの補償のための予算が無い、とのうわさも。

 

トランプも急増する米南部での感染者数を無視している。

中国や独などでは再度シャットダウンをしている所もあるが。

 

ブラジルは愚かな大統領が最初から無対策を貫き、南米全体で激増中だ。

 

世界での感染増加は再加速している。(図)

当コラムで再三指摘し続けてきた通り、世界の感染は収まりようが無い。

第2波は、必ず来る。私はそう思う。

各国首脳は、再封鎖すると経済が持たないので、したくない。

 

株式市場は、超余剰マネーにより、クラッシュが来るギリギリ直前まで、

上がろうとし続ける。バブルの最後はいつもそうだ。

 

多くの首脳と市場が、コロナを無視している。

これは逆に危ない。

 

つまり、必ずや大きな第2波が来る、ことを決定づけていることになる。

今後の大流行と大暴落をより確実なものにしている、ということだ。

 

残念だが、ウィルスとの我慢比べに、今我々は負けつつある。

経済の疲弊とコロナ疲れに耐えられなくなりつつある。

 

英首相などは、自分が罹って大騒ぎしたくせに、もう

「パブに早く行きたくて仕方がない」と規制解除の準備だ。

 

次の大流行は目前、かもしれない。

ワクチンは間に合わないか。

 

皆さんはどうお思いでしょうか。

足元の中小型株のIPOフィーバーなどに浮かれていると、

 

知りませんぞ。ほどほどに。