すごい勢いだ。こんなに早いとは。
ついに金先物が史上最高値を更新した。これだけ注目されたら、逆に休憩するものだが。 想像を超えるスピード、また想像を超える値幅で、今後さらに加速するかもしれない。
貴金属は軒並みスイッチが入っている。
足元は連騰なので調整も警戒したいところだが、銀、プラチナも急反騰に入っており(隣図:銀先物)、10年に1度の大きな相場にもみえる。そうだとすると、押し目待ちに押し目無し、かもしれない。
この画を見ると、HF(ヘッジファンド)も貴金属市場で仕掛け開始!といった感だ。
市場大変化への胎動か?
有り余る投資資金は行き場を失っている。債券では金利0、株も割高。
商品でも原油や銅は景況悪化の中、さらなる上値を買い上げづらい。
投資家は皆、他に巨額資金の向け先が無い。
法定通貨の価値が、異常な金融緩和でどの国も激しく棄損し減価する中、
実物資産の代表である金は、高値を抜けたら青天井も と期待できる投資先だ。
理屈は付くし、中・ロ・印などの中央銀行という実需筋も居る。
HFは手掛けやすいだろう。
金投資のラストチャンス。
絶対とはいわないが、貴金属大相場の気配は十分だ。
目先は、出遅れの銀、Ptの方が早いかもしれないが、
私は金が本命だとみている。