独裁者習近平、一段と露骨な行動に出ている。
今年10月の5中全会(共産党指導部メンバーによる政治局会議)では、
例年の5カ年計画(21~25年)策定方針だけでなく、
「2035年までの長期展望」まで議題となるそうだ。
鄧小平以来の改革開放路線を踏襲せず、世界との健全な関係を断ってでも、
独自の経済圏、”中華圏”を作る方向を打ち出そうとしている。
テクノロジー、セキュリティ、医療、資源開発等々、皆
独自の経済圏の中で内製し完結させるつもりだ。
2018年3月の全人代では、今まで存在した主席の任期のルール、
2期10年を撤廃している。事実上の独裁者宣言、だ。
習近平、死ぬまで主席、のつもりかもしれない。
強軍、強国、力で抑え込む方法を国内でも対外交渉でも展開している。
香港・台湾問題、また南シナ海領海問題の超強引な姿勢が示す通りだ。
世界を敵に回すことも全く厭わない姿勢だ。
次の米大統領など誰でも構わないのではないか。
「どうせすぐいなくなる」と。
この強引なやり方は、最後まで貫けるのだろうか。
ポンペオ国務長官は、中国が問題というより、共産党が問題だと指摘している。
一般の中国国民は共産党の犠牲者だと。
これは正しい指摘だと思う。
米中問題の本質とは、独裁者習近平の野望、にありそうだ。
つまり、習主席、が続く限り米中問題、領土問題は終わらないということだ。
中国の歴史が物語る結末は、独裁者は民衆の反乱で滅亡する、というものだ。
幾度となく繰り返されてきた。
「歴史に学ばない者は、歴史に裁かれる。」
※・・・あえて断っておくが、私は思想的に左右いずれにも傾いていない。
本日のコメントも、人物本位での印象を述べたまで、あしからず。