Jリートで久しぶりの大型合併、共に三菱商事がスポンサー(SP)だ。
商業系最大手、日本リテールファンドとオフィス系の中堅、
MCUBSミッドシティ投資法人が来年3月で合併。
三菱商事がスポンサーを務めるもう1つのリート、
産業ファンド投資法人については今回合併とならなかった。
このまま単独上場で存続する。
2社合併は共に、コロナ後の事業環境の変化が影響したのだろう。
ただ、将来は産業ファンドの行方にも注目だ。
投資口価格次第では、将来合併の可能性はもちろん否定できない。
今は物流系が人気なので単独で上場させておいても、ということだろう。
コロナ禍を機に大きく環境が悪化したオフィス系、商業系。
さらにはホテル系についても、リート同士で合併の可能性が
取り沙汰されるようになろう。
また、複数リートを上場させているSPにも注目。
Jリートは、コロナ禍を機に、また再編の季節到来となりそうだ。