米株価の下げ、理由がないとされるが、1つのきっかけはこれか。
米ネット証券のロビンフッド、米証券取引委員会(SEC)の調査を受けていると報道(2日、WSJ)。
2013年創設のロビンフッドは顧客の注文を超高速取引業者(HFT)に回して受け取るリベートが主な収入源。だが、そのことを18年まで開示していなかった。
売買手数料無料でアプリをDLすればスマホで即注文できる手軽さで、若年層を中心に個人投資家の取引が急増。その資金がTESLA(チャート)、APPLEを引っ張り上げてきた。
失業中、でも手当をもらいカネに困らずヒマな若者が、すぐ飛びつきそうだ。
「ロビンフッド・バブル」。
バブル期に典型的な熱狂売買現象、今回も健在だ。
こういう相場は、規制導入で終わることが過去もよくあった。
一旦ガス抜き後、選挙を11月に控えまだまだ市場は落ち着かない。
高値で大波乱中の米株相場、想定通り振れは大きい。