先週の9月米FOMCでは、市場でさらに金融緩和を何か追加する
との期待があったようだが、それは過剰だったようだ。
0%金利は2023年まで続く、との声明は事前に織り込んでいた内容で、
さらなる緩和の追加はもうない。
はしごを外され、米株の調整は続く。
さらに週明け欧でのコロナ感染再拡大が問題視され、昨日の21日は大幅下落。
英は外出禁止令の再発令が心配されている。来月へ向けブレクジットとダブルの懸念材料。
9月はやはり上がらない。
米NYダウは昨日の500ドル下げで日足の一目均衡表が明確に陰転した(図)。
調整は短期では終わらないようだ。
コロナに加え、米大統領選、英ブレクジットの行方等波乱要因も多く、
来月の五中全会も米を刺激するかもしれない。
少なくとも来月までは不安定、か。
それにしても、日本の連休中に良く動くなあ、本当に。