日本が祝日の週初21日、104円ちょうどまで円は上昇した。
そしてちょうど104円の1~2時間後、急に105円手前まで円安へ大きく振れた。
非常に不自然な動きだったが、特にその理由の報道等は無かったようだ。
3円台に入るか、見ていたが、104円ワンタッチで、
すっと50銭以上一気に円安に動いた。
誰かが水準を見つつ円を売っている。円高から日本を守ろうとするように。
そう見えた。
財務当局や年金基金が一段の円高を止めようとしているように思える。
しかし、ファンダメンタルズはFRBによる過剰なドル供給、つまり
中長期でドル安円高を志向していそうだ。
この攻防はどこまで続くか。
日本は円高を防げるか。
先々は、米の新大統領と、菅首相の関係も影響しそうだ。
繰り返す円高攻撃、への攻防が続く。
ただ目先、すぐには103円台はなさそうだ。
104円が防衛ライン、ということだ。短期多少の円安、かもしれない。
将来、もし切れると、さっと100円へ、そして
割れれば本当に正々堂々と介入、もありうるのだろう。