米大統領選テレビ討論会、第1回が行われた。
注目していたが、トランプの割込みの連続で台無しになり、
司会者ともぶつかり始め、聞きづらくなり途中で視聴を止めた。
トランプは、意図的にバイデンの話を遮り彼を怒らせる作戦だろうから
これも当然か、とも思ったが、印象として意外にも落ち着きが無かったように見えた。
4年前のヒラリーとの方が、舌鋒鋭く生き生きと攻撃していた感があった。
一方、バイデン翁(笑)は、途中笑顔も浮かべながら、
「史上最悪の大統領」などとキツイ言葉も発していた。(画)
落ち着いている印象があり、また司会者とテレビモニターを見ていた。
トランプを見ていると頭にきてキレてしまうので、あえて意図的に
見ないようにしていたように感じた。
終了後、米株先物、日本株先物が下げで反応した。
もしこの後場の株の下げがバイデン好印象の影響、とすると、
マーケットが初めて今回の選挙でバイデン当選を織込みに来た動き、と言える。
一部米メディアは速報で
「今回の討論では勝者はなく、敗者が米国民だ。
議論がかみ合わず面白くない」などと伝えているようだが、
私も概ねそんな印象で、ただ態度の差は目についた。
スマイルバイデン。
市場はバイデン大統領を全く織込んでいなかった。
これは一時的な小さな動き、で終わるか。