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大統領選?業績? いや米感染の1か月後

7ー9月期、好業績が目白押しの米株式市場。

しかしNYダウは下落。

理由は仏の今後1カ月間の全国的なロックダウン検討、との報道。

スペイン、英、ベルギーなども感染急拡大。

欧は感染抑制に失敗した。

 

投資家は皆、大統領選挙後は上昇する、と例年のアノマリーに期待する。

だが今年は違うのではないか。

 

 

最大の注目は、米が欧を追いかけるように感染再拡大となるか、だ。(図)

 

毎日繰り返すが、この1か月で、それが見えると思う。

 

今年は例年とは明らかに状況が違う。

業績回復シナリオなど、今は全く意味がない。

全て感染状況次第だ。

 

早ければあと1か月で米の感染状況は激変しうることが

欧の変化の仕方で容易に想像できる。(図)

 

ワクチンは、例えば年内には到底間に合わないので、あとは

アメリカ人が急変し皆マスクをするようになるか、ではないか。

その可能性は、低い。

 

ちなみにわが日本では、皆が本当にマスクを付ける。

通勤電車でのクラスターなど聞いたことが無い。

皆が本当に気を付けるか、なのだ。

 

海外渡航者の解禁を防げば、欧米とは異なり我が国では

再度の緊急事態宣言は避けられるかもしれない。

足元の下げ渋る日本株に、それを感じる。