海外株式の堅調を受け、海外株の投信への資金流入が続く。
米株は、コロナ禍を越えられれば割高でも資金を集め続けることは可能だろうが、新興国株はファンダメンタルズを完全に無視し、マネーの力だけで買い上げられている。上がるから買う、買うから上がる。
アルゼンチンはデフォルト中の国だが、株価指数は最高値を更新(前図)。こうした海外からの投信等の資金流入が止まらないからだ。
海外投信を買う日本の皆さんもアルゼンチン株も買い上げているのです。個人も金融機関も。自身が異常な株価の原因です、ご存じですか。
投信を買う時は、どの国にどの程度分散投資されるのか、正確に理解してから投資。配分の分からない海外投信は買わないこと。
海外株投信、買うなら米のみ。私ならそうしますが。
相場格言「知っているものだけを買え」。