ノーベル化学賞、リチウムイオン電池の吉野彰先生。
明快な発言、軽快な笑顔、先を読む慧眼。
メディアを通してしか存じあげないが、素晴らしい先生だ。
先生は研究者も先を読む眼が必要と説く。
「歴史とは未来予知学問」
その通りだ。歴史に学ぶべし。
投資の場合も必須だ。
次のテクノロジーサイクルは2025年あたりから。
そこから脱炭素社会への転換は非常に速い、とのこと。(日経)
エネルギー革命では、発電、送電、蓄電の3分野のうち
ご専門の蓄電分野に期待されている。
電気自動車EV100万台をシェアリングしAI管理すれば、
再生可能エネルギーの蓄電システムとして使えるとのこと。
エネルギーコスト、モビリティーコストが極限まで下がる。
一度インフラさえ作れば、限界コストは本当に0となるかもしれない。
車代・電車賃や、電気代・ガス代がただ、みたいなことだ。
その実験をトヨタなどがスマートシティで実施している。
バイオ革命では、CO2を大量に吸う植物の活用や
人工光合成技術でCO2削減にご自身自らが取り組まれている。
「誰かが解決せねば」という使命感で取り組んでおられる。
偉大な先生、存在自体がありがたい限りだ。
その教えを聞き逃してはならない。