米のマネー供給、やはり極端に多い。
市中に供給されるマネー、広義流動性[M3]で日欧と比較すると(画:みずほ証券)
3/23の「なんでもやる」金融緩和以降、米だけ激増している。
日欧も緩和しているのだが、ケタ違いだ。
失業手当などの現金給付もしているし、「なんでもやる」金融緩和では
信用緩和、証券化商品救済のためのMBS等の買い取り、も実施されている。
株高リスクオンだから、ドルを売ってハイリスク新興国等に
投資されているわけでドルの信認が低下しているからではない、
とのドル安容認の意見もある。
しかし金融緩和のやり過ぎは止まらないドル安を招くのではないか。
また、これでは将来的にはインフレ懸念も台頭しよう。
今日からFOMCだが、FRBはそれでも金融緩和をさらに積極化するか。