5日の米ジョージア州上院議員選挙が、今後の米の政治、経済、株価を
左右する一大イベントとなった、大注目だ。
トランプ共和党の地盤で優位とされてきたが、足元で一転民主党優位に傾いているようだ。
同州の2票が民主に入ると、米議会は上下両院とも民主党優位のトリプルブルーとなる。
バイデン民主党の政策が通ると、巨額の財政出動で景気は回復するが、巨額の赤字国債発行で悪い金利上昇が生じ、株価にネガティブだ。さらにバイデンは将来法人増税、さらに株の儲けに課税するキャピタルゲイン課税も意図しており、これも株価を大いに冷やす。
一方共和党が1票でも取り上院がねじれ議会となれば、バイデンの上記の政策は実現しないので、株価にポジティブとなる。
ジョージア州の共和党候補の1人は目下コロナ感染中で選挙活動ができないそうだ。共和党はコロナにやられてますな、トランプさん。彼は同州で大規模な選挙不正があったと訴えを起こしたが連邦地裁に却下された。同州共和党員がドン引きしているらしい(笑)。
明日5日に選挙、だが4割が郵便投票だそうで、開票は数日かかり、集計は来週か。
なんかやはり、年が明けて一変した1990年、2000年に似ている気がする。