共和党の強いジョージア州で、民主が2議席を獲得、上院が民主優位となり上下両院も民主党、トリプルブルーとなった。
トランプがこれを不服とし民衆を煽り、共和党員が警察を越え議場に突入し、まだ今も議場を占拠中のようだ。
3ブルーを受け、遂に10年債金利が1%を超えた。 大量の財政出動が懸念される。
景気を盛り上げる政策なので景気敏感の製造業や金利上昇を好感する銀行株は堅調となろうが、金利上昇なら割高なGAFAMの株価は維持できなくなる。
超低金利下でのみ許容されてきた現象だ。
米当局が反トラスト法(日本の独禁法)に基づきGAFAに対する規制を強化していることは周知のとおりだ。さらに民主党は巨大企業に対し増税強化を企図している。
米株市場の転換点となるかもしれない。
1%乗せは一時的か、あるいは上昇傾向が続くか。
1%を越えトレンドが定着すればGAFAMの大相場が終わる。(上図:2020年)
一時的なら即座にGAFA急落とはならないだろうが、上昇が永遠に続く訳でもない。
GAFAMから景気敏感に物色の入替が進むだろう。
米10年債金利に最大級の注目を。