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ワクチンパスポート という問題

「ワクチン、無料提供されたら接種しますか」当コラムでも、何度も皆さんに問うている。前図の通り米では、ワクチンは供給されているが、接種を希望する人が少ないせいか、接種者数は当初年内目標の半分だ。

日本でも、NHKの1月アンケートでは4割程度が接種しないと答えた。(隣図)

私も接種したくない派だ。

 

だが将来的には、接種をしないと社会生活に支障をきたすことも想定されそうだ。

 

「ワクチンパスポート」

ワクチンの接種記録の電子証明書のことだ。

マイクロソフト、オラクル、セールスフォース等の有志連合が今後開発すると発表。アプリやQRコードで証明書を提示したら、飛行機の搭乗、出勤登校、イベント参加、入店等が可能、という社会にいずれなるかもしれない。しかし、ワクチンの効能・安全性が未確認な現状でパスポートが先に普及するのは、正直困る。

 

さらに、接種しないと社会全体が集団免疫を獲得する障害になる、と周囲から非難され、将来はプレッシャーを掛けられるかもしれない。

 

困ったことだ。早くワクチンの安全性が確認できて欲しい。

ただそれは、最低でも1年以上先ではないか。

 

例えば、抗体獲得後の再感染や重症化、の有無の確認だ。(ワクチンで抗体ができて、一定期間を経て効果が無くなった後に再感染するケース、など)

 

以下のようなこともあると聞く。

「抗体依存性免疫増強」http://www.nobuokakai.ecnet.jp/nakagawa222.pdfより引用

 

”ワクチンや過去の感染によって獲得した抗体がワクチンの対象となったウイルスに感

染した時、もしくは過去のウイルスに似たようなウイルスに感染したときに、その抗体が

生体にとって悪い作用を及ぼし、感染・炎症が重篤化してしまい、重症化をひきおこす現

象。”

 

ワクチンは健康体に打つもの。また人体の免疫のバランスは変化する。花粉症の人が治る、等のことがある通りだ。腸内細菌のバランス等も影響すると聞く。

ワクチン後、免疫のバランスに将来的にも変調をきたすことはないのか、医学的に検証されてからワクチンを接種したい、というのが今の私の意見だ。

 

改めて、皆さんの気持ちは、いかがですか。