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ウォール街 横山操

緊急事態宣言の週末、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は、少し根を詰めたら腰にきてしまい、・・・トホホ。長時間座ったまま、は良くないんですよね。PCも立って打つ台が欲しい。

ヘミングウェイも、バーカウンターで飲りながら立って小説書いていたんですよね。

 

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日曜美術館(Eテレ)、毎週欠かさず観る。先日は「横山操」。久しぶりに凄い画家の画を見た。線が強い。強烈そのもの。

 

生後養子に出され、また戦争の捕虜体験も加わり、反骨心が前面に出た画だ。

 そして、何とも言えない寂寥感が存在する。

 

いい画家だなあと思い見ていたら、以前観た画が番組に出てきた!

東京国立近代美術館(竹橋)で出会い、超感動した画だ。無条件にカッコいい。忘れられない。

 

「ウォール街」

縦3M位、縦長の大作。小さな美術館では飾れないサイズ。これは横山操の画だったのか!本物を見ないと画の迫力は分からない。ド迫力!!

 

今みると、以前当コラムで紹介したニコラ・ド・スタールと似ている感もある。

黒の強さという点では、ビュッフェ、佐伯祐三、そしてマネなどの画にも共通するように思う。

 

本質だけの画、そぎ落とす強さ。

観る者を、刺す。

 

刺してくるような画に、これからも出会いたい。

東京国立近代美術館さん、また展示してください!!