「マーケットに対しては、その先行きを読むというより、
マーケットの行きたい方向に合わせることが大切」だと思う。
市場の見通しは、考えても必ず当たるわけではない。
市場は我々の先を行く。
当たることもあろうが、外れることも多い。
そして打率を上げるのは簡単ではない。
多くの他人に聞いて回る、もさらに良くない。
上がる、下がると人により意見が分かれ、振り回されるだけだ。
格言いわく「意見を聞くならひとりだけ」。
そもそも高い打率の人、など、殆ど居ない。
落ち着いて自身の考え方を整理することだ。
ただ、市場の行きたい方向は、察知できた方がよい。
というか、できなければならない。
市場は、値動きで自ら行きたい方向を時に明確に示す。
株式市場が上か下かもみ合いか、株価の動き方から
感じ取る能力、は株式投資には必要で、これがないと著しく不利だと思う。
察知する方法とは、チャートリーディング。他に方法は無いと思う。
株価は心理で動く。ファンダメンタルズで動くのではない。
市場心理は、チャート以外では知る方法がない。
証券投資理論でチャートがいかに否定されようとも、
プロは皆、今でもチャートを観ている。
効率市場仮説の方が、間違っていることは明白だ。
20年前の証券投資理論における3人のノーベル賞学者の功績?は
その後の物理学者の金融市場の実証分析で否定されている。
リターンは正規分布しない。べき分布、するのだ。
証券投資理論は現実を説明できない。 リスク管理には使えない。
機関投資家は間違ったリスク管理を今も続けている。
チャートリーディング能力の向上は、株式投資成功への近道。
株をやらない人も、チャートが読めると目からうろこ。
新鮮な気づきの連続です。面白いですよ。