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コロナで業績両極端 好調な製造業に着目 

JTBが政投銀に救済を求めている。

旅行最大手、瀕死の危機だ。

再三の宣言発動、外食業界等も同様だろう。

関係者のご苦労、察するに余りある。

 

一方で、製造業は好調な企業も少なくない。

ここまで非製造業と製造業で極端な差があるのは、見たことが無い。

K字型の回復、この差の激しさ、残酷な限りだ。

 

これからはインフレの時代。

製造業でも、原材料コストが上がり業績が悪化する企業と、

一方で値上げが通り業績拡大が見込める企業に2分されよう。

半導体のように、供給制約で値がつり上がる業界もある。

 

今年は製造業でも、厳しい会社もある反面、大増益企業も現れよう。

上流の生産財関連と下流の消費財関連、前者有利、後者不利。

 

製造業でも見極めが大切だ。