商品市況の代表指数、CRB指数25年足。(前図)
長期で見ても、直近で下落時代が終了したことが明瞭だ。
トレンドが転換しデフレ時代の明確な終了を示唆する。
昨日、米雇用統計が期待を下回り金利は大きく急落したのだが、
引けてみれば10年、30年の長期金利は逆に上昇して引けた。
この商品高が一因だろう。
株は、早期利上げ観測が後退、と喜び上昇。
ただNASDAQは反応鈍い。いずれ金利は上がるとみているのだ。
上記の画、銅、コーン、木材などは、日々急騰中だ。(日足)
コロナでリバウンドはあるものの低調な景況、
そしてデジタル化のコスト削減圧力など、
強力なデフレ圧力を跳ね返し、日本でも徐々に物価が上がりはじめよう。
夏以降、我々の生活においても、値上げ攻勢がはじまるだろう。
マネーのばら撒き過ぎ、そして米中欧日、強力な財政出動が理由だ。
コロナを機に、時代はついに転換する。インフレに備えよう。