遅まきながら、ワクチン最後発の日本で接種が加速している。
1日の接種回数も急増中。5月最終週で63万回、だそうだ。(前図)
菅首相の言う1日100万回目標、当初私は困難と感じていたが、
この目標も早ければ今月にも視野に入るのではないか。
日本全体累計でも1400万回、人口の1割を越えたそうだ(1日)。
オリンピック前にどれだけ累計回数を増やせるか。
市場も昨日から本格的にこの動きを好感し始めたようだ。
コロナで最も影響のあった空運、電鉄、百貨店、不動産株などが動き出した。
(上図 JAL2年週足)
日本株は最も出遅れた分、これからの修正余地が大きい。
ワクチンは感染防止に有効で、今後は余る。あとは日本の場合、打ち手の問題だけ。
いずれは、あまねく希望者全員に行き渡る。
も参照されたい。
いつもの年のアノマリーとは、今年はだいぶ違う市場となりそうだ。
株式市場も菅首相の命運も、ワクチンが握る。