昨日12日発表、米CPI(消費者物価)上昇率は、前年比で高止まり。
4月+4.2%は前年が低かった反動で理解できるが、
5月+5.0%、6月+5.4%はかなり高い印象だ。(前図)
昨年のCPIの底は5月。確かに当時は1%以下だったが。
また前月比でも、5月+0.6%、6月+0.9%。(上、bloomberg)
1月で1%近くも上昇するのは、相当な過熱感だ。
前月比のこんな高い物価の伸びは記憶にない。
ただこの高い伸びの3割程度は、中古車の価格上昇が要因だそうだが(bloomberg)。
半導体不足で新車の生産が間に合わず中古車が非常に人気なのだ。
太宗は経済再開に伴う急激な需要回復が理由だとは思うが、
相当なハイペースだと思う。
足元の米の物価上昇は油断ならない。
コロナの前後で世界は大きく変わっている。
アメリカは既にインフレの入り口?