荒れることもよくある8月初旬、日本株、今年は例年よりは強い。
特段の理由もないのに7月と全然変わった。
場中に売りがずっと出てダラダラ下げ続ける展開も、月が替わりコロッと変化した。
引けにかけ戻る日が多い。(図 日経平均日中足10日)
一方7月は例年強いことが多かったが、今年は大きく下げた。
8月に入り、需給がドテン変化したようだ。
以前お伝えした通り、日本株サマーラリーに期待したい。
デルタ株は脅威だが、ワクチンがこの世に存在しなかった昨年とは異なる。
これから発表される日本の経済対策が打ち消してくれよう。
以前も指摘したが、今年は例年と逆のリズムで動いている。
2021年06月08日 - 今年は例年と逆? バイインメイ??
日本株は、これ以上売っても仕方ない位、下がった。
日経平均PERは13倍前半、TOPIXで15倍台。
一方米株は、足元好決算で上がらないGAFAM株に上値の限界を見た感がある。
7月まで日本株は相対的に随分負けたが、それはつまり日米で株価は
連動しないということ。
昨日の良好な雇用統計でも低過ぎた金利が上がり、GAFAMは上値が重い。
目先はデルタ株の蔓延でテーパリングは先延ばし、金融緩和は続くので
株で当面運用せねばならない。
パフォーマンスの出た米株から、製造業等で好業績銘柄も多くまだ安い日本株へ
投資資金のシフトが起きても不思議ではない。
というか、そう判断したのでは、CTAさん(自動売買ファンドなど)。
とすると、きっかけは7月末決算のAmazon株、だったのかな。