為替相場でドル円は円安へ、113円台に入った。
今までは、非常に動きの鈍かった為替相場。
しかし止まっていた相場が一旦動き出すと、
休んでエネルギーを蓄積していた分、その後は
嘘のように変動幅が大きくなることがある。
というか、その可能性の方が高い。
今回は原油高もあり米金利が一段上昇、
これらと平仄をあわせるように動き出した感がある。
金利、商品、為替等別々の市場が同時に一斉に動き出す相場は、
大きく強いことはよくある。
これは、大きなトレンドの出発点かもしれない。
一目均衡表月足では、遅行線が完全に現物を上抜けた後、
ついに現物がクモ(抵抗帯)を上抜けた。(図)
長期の均衡表でも円安トレンド入り。