22日、パウエルFRB議長、私の希望と異なり再任。
議長候補のブレイナード理事は副議長に選任。
さらに、2人が会見で、物価対応を優先する姿勢を示し
イエレン財務長官も「インフレを懸念する必要がある」と
表明したらしく、金利は上昇した。
間違えたイエレン財務長官、バイデン大統領の意向を受け、
一転インフレ警戒に態度を振ってきた。
今回、”インフレは一時的”と間違えた張本人は、イエレンではないか。
労働経済学出身なので、雇用を重視し過ぎ、ハトに傾き過ぎた。
さらにそれをパウエルに説き続けていたのではないか。
自分が間違えたから、パウエルだけに責任を負わせることが出来なかったのでは。
パウエルは元弁護士、自分を議長に推挙したイエレンの言うことは
よく聞くだろう(笑)。パウエルの言うことは当てにならない(大笑)。
今、バイデンはインフレで一段と支持率が下がり、気が気でない。
その意向をくむ形での再任とみられ(そうでなければクビ)、
パウエル、ブレイナードはともに、
インフレを軽視し雇用優先だったイエレン譲りの主張を
今後は通しづらくなるとみる。
つまり、物価の沈静化を最優先させ、収まらなければ利上げを早期に実施する
と約束して、再任となったのではないか。
新FRB議長、副議長のハト派色は今後変化しうる、とみる。
昨日のマーケット、米金利の大幅上昇は、頷ける。
もう”インフレは一時的”ではない。
米では賃金インフレが本格化し、長期に大幅に物価上昇が続く可能性もあるとみる。
米物価が先行し金利も連れて上昇=円安、で決まり。115円入りだ。
なら、グロースNASDAQは上値重い、は分かるが、
なんでバリュー日本株は安いの???
米株安を受け、日本株が逆に上がる日、最近多い。それも頷ける。