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日本不動産に実需の買い 市況を象徴

独アリアンツ(世界有数の保険会社/資産運用会社)が

日本の住宅(賃貸マンション)に今後2~3年で2200億円投資。

同社は2019年から日本不動産への投資を始め、現在2000億円保有、

従って今回日本のエクスポージャーを一気に倍増させる。(日経)

 

そこそこの物件利回り、そして日本の0金利継続を見越し

「利回り格差が大きい」と評価してのことだ。

 

日本の不動産、そして日本の金利環境は

世界の中では相対的に魅力があることを示す好例。

欧米とも現在優良な不動産は超割高なのだ。

投資資金は余り、買いたくとも高過ぎて欧米機関投資家は困っている。

 

私がプロだった頃からコロナ前まで不動産市況は世界的に大きく上昇したため、

相場は売り、と判断していたが、コロナ後のインフレ転換をみて

私は判断変更した。時代が変わったからだ。

 

インフレ時代となれば、不動産市場には投資マネーが入り続ける。

インフレヘッジのため実物資産への投資が活発化するからだ。

 

この動きはJリートにも追い風。

海外資金がJリート相場を今後も下支えしよう。