今年は最後に変化の気配が訪れた。
ドル円は最後にまた115円台に復帰。
やはり2021年に円安トレンド入りした、ということだろう。
それを支えているのが、米金利だ。
10年債金利は、均衡表週足で見て、ギリギリ最後にまた
上昇を開始したかもしれない。(前図)
基準線を上回り、遅行線が現物を上回ろうとしている(ビミョー)。
市場は来年の大転換へ向け、着々と準備をして越年を迎えているように感じられる。
また上2図は、上:米10年債金利、下:TOPIXだ。
TOPIXが先行しているようにもみえるが、特に秋以降は、動きが似ている。
移動平均との絡み方も似ている感がある。
10年債は25,75,200日線の集まる重要な点を上抜けて越年を迎え、一方
TOPIXは、75に上を押さえられているが、25、そして肝心の200日線よりは
上に居る。
来年は米金利が上昇することで、日本株の上昇と円安、を見たいところだ。
なお、年末年始は為替が荒れることが多い。
今回もなにかあるかもしれない。
今年はマーケットが気になる大晦日だ。
本年もお付き合い下さり、ありがとうございました。
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皆さんのご健勝を祈念します。
どうぞ、良いお年をお迎えください。