ついに来た、という印象だ。
米10年債金利、2020年のコロナ以来の高値1.78%を先ほどついに越えてきた。
一時1.79%越えをみた。
これは、単に目先の上値を試すというレベルではない、と
考えている。
超長期で見て、1980年以降下落を続けてきた米金利の
上昇トレンドへの大転換のスイッチが入った!という確認の合図、と理解する。
米金利トレンドの大転換は、ズバリ世界の金融市場の大転換だ。
つまり、40年上昇を続けてきた米株式は、上昇トレンドの転換を迫られ、
世界のリスクマネーは本格的に逆流を始める、ということだ。
物価でいえば、特に日本ではデフレ傾向が長く続いたが、
今後世界はインフレ傾向にトレンド転換するだろう。
株に資金が来る状態が続けば、アメリカ株の時代から日本株の時代となる。
また、グロースからバリューへ物色がシフトしよう。
今までと総じてトレンドが逆になる。それほど、米10年債金利は重要だ。
今年はやはり大変な年となりそうだ。
詳細は明日のセミナーにて。